2008年06月21日

お塔婆

P1040145.JPGお墓に行くと写真の様な木の板が置いてあります。これを塔婆と言います。
私はお寺で生まれ育ちましたので、この木の板はいつも身近に存在していました。幼少期には、兄と共にこの板を刀代わりにチャンバラをして遊んだものです。成長するにつれこの板は何かしら大事な物の様な気がして触らなくなりました。

そして僧侶となり早12年、今思えば何て罰当たりな遊びをしていたものかと反省する今日です。

さて、この塔婆とはいったい何なのかと申しますと、もともとの起源はお釈迦様のお骨を収めるストゥーパからきているんです。その後、お墓などで見られる五輪塔(空輪・風輪・火輪・水輪・地輪)となり、さらに簡略化したものが塔婆と変化していきました。つまりは、塔婆の上の部分はしたから、地・水・火・風をあらわします。昔のインドには、生きとし生けるものすべて、地・水・火・風の四つの要素からできあがっている、という考え方がありました。
わたしたちの身体というのは、この四つの要素からできあがっいる。四っの要素ということで四大といい、大とは要素をあらわします。この四大を木にたとえますと、地とは大地・水とはみず・火とは太陽・風とは大気となりなす。
また、私たち人間もしかり、地とは身体(肉体)・水とは水分・火とは熱・風とは呼吸です。
だから、かたちがあり、水分があって、熱があって、呼吸をしているということが、生きてるということです。これらの何かひとつが欠ける事が  なのです。
これら四大が集まり成長しているという事がなのです。

お塔婆は、様々な時に作られます、おじいちゃん・おばあちゃんんの年忌法要の時やお墓の開眼など様々な場面に登場します。
つまりは、お塔婆とは、おじいちゃん・おばあちゃん自身を表し、お墓と同じなんです。

小さなお子様方、お寺に行って木の板を見つけてもチャンバラしてはいけませんよ、、、

南無阿弥陀仏



posted by 壽法寺【若】 at 00:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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